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02/05/11up |
「かぶきのおはなし」は、私が綴った歌舞伎に関する「よもやまばなし」であり、現代風に言えば166話の「エッセー集」です。この中には、私の長年親しんだ歌舞伎に対する熱き思いが込められています。
執筆を開始したのは、1999年11月からで完成したのが2000年4月です。その後、会社の同僚である斎藤洋子さんが約半年がかりで166コマのイラストを描きあげ、両者をあわせ手作りのホームページとして公開したのが、2001年の2月のことでした。
実物の写真1枚さえない殺風景なホームページですが想像以上に多くの人に読まれ、ほとんど全国から好意的な感想やご意見をいただきました。またある地方テレビ局が僻村に伝わる伝統歌舞伎をテーマとしたドキュメンタリー番組制作にあたり、このホームページが大いに参考になったそうです。
約半年間の公開中断から、本日あらためてここに復活できましたのも、こうした読者の励ましの声があったからだと感謝いたしています。読者の中から新しい歌舞伎ファンが生まれているという確かな手ごたえが、私を勇気づけてきたのです。
なお、文中、多くの役者名が登場しますが、すべて執筆当時の役者名のままになっていることをお断りしております。4世尾上松緑の襲名をはじめ歌舞伎界は襲名ラッシュですが、かえって歴史がわかると思い、あえて修正を見送りました。
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| 2002年5月吉日 日比野利裕 |
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