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DEE'S HALL
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EXHIBITION
#29







■James Chedburn『動くデッサン展』
 2004年6月24日(木)〜7月1日(木)

とっても楽しかった展覧会。特に子供から大人まで、男の人に
大人気でした。「おぉー動くんだぁ〜!」って動かしながら
みんなの顔が楽しそうにほころんでいるのが面白かったです。
白いかべに映る作品の影を見てると何か映画でも作れそう。
デッサンの確かさゆえに影になんとも言えない表情があって
どこか哀愁漂うような雰囲気があって、ステキなんです。
グルグルグルグル動かしながら飽きずに見とれてました。
ワイヤーだけで作る作品なのに人間や動物の微妙な動きが見事。
シェットバン氏の観察力の鋭さに参りました。
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#28







■中里花子『白磁展』
 2004年5月26日(水)〜6月3日(木)

ちょうど梅雨時で天気を心配したけど、心配に及ばず。
毎日、カラリとしたとても気持ちのいい天気で、花子さんの白磁の器が
ますます清々しく心地よく感じました。
この時期の「白」には引かれます。服でも色物より真っ白のシャツとか
Tシャツに心が動きますよね。その上、花子さんの器は「思いきりのよい
すがすがしさに満ちて」という平松洋子さんの推薦文のとおりに
潔い若々しさが魅力で、お天気にもピッタリ!湿気を感じさせないのは
アメリカで制作しているせいか、それとも根っからの人柄なのか…。
いずれにしろ花子さんの持ち味です。
平松さんの「水でじゃぶじゃぶ洗い清めた爽快感」がキーワードとなって
展示も洗いさらしたリネンと組み合わせて和風からちょっと離れてみた。
それが又、花子さんらしい個性を引き出せたかなぁと思うのですが。
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#27







■海田曲巷、上田晶子『茶かごと茶杓展』
 2004年4月19日(月)〜4月27日(火)

2年半ぶりの茶かごと茶杓の展覧会。
今回もお待ちかねのファンの方が多くて盛況でした。
海田さんと上田さんが見立てて組んだ茶かごは7組。
ひとつひとつがやっぱり素晴らしく愛らしくて、もういつまで見てても
何度も見ても飽きることなく…。お茶の愉しみも少し理解できるように
なると、日本で生まれてよかったなぁ、と思うのです。
茶かごというほんとに小さな世界の中に素晴らしいバランスで
すべての愉しみが包まれていてスゴイなぁと思うのです。
陶芸、書、布、花、かご…、そしてもちろんお抹茶とお菓子、
日本人の誇るべき美意識の素晴らしさじゃないかと…。
近頃、日本ってヘン!と疑問に思うことも多々あるので
こういう展覧会に浸っているとホッとして嬉しくなります。
すみっこに作った茶席がいい感じでした。様子はBack Stageで。
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#26







■松村達志『仕事のあかり―BAUHAUSとその時代』
 2004年3月24日〜4月1日

展覧会にあたって毎日毎日、パリから荷物が届きました。
どんどん増えていく段ボール箱を「よいしょ!」と動かしながら
これを又、パリに送り返すことになったらどうしよう…と
少々不安にもなりました。でも初日からたくさんの人が見に来てくれて、
大好評で、心配は徒労に終わってホッ。よかった!
コレクターの松村さんとプロデュースのタミゼの吉田くん、
二人の感性がぴったし合って、まるでパリの下町あたりに残る何かの
作業場のような、不思議な時間と場所に迷い込んだような、
昔っぽいのにとても今な空気で雰囲気ある展示だった。
バウハウスのライトも他のアンティークも男性の購買欲を刺激する
「男の子好み」の物が多くて、若者から熟年まで男達が「ああでもない、
こうでもない」と目を輝かせて真剣に楽しんでるのが又面白かった。
こう言っちゃ何だけど…カワイイ子供のようでネ…。
パリの松村さんは麻布十番のタミゼアネックス?からDEE'S HALLまで
息子と二人で毎日自転車通勤。吉田くんもDEE'Sにつめてくれたので
力が集結して、素晴らしい構成の見ごたえのある展覧会でした。
こういう展覧会がうけるというのもなんか嬉しい〜!です。
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#25







■林 和子『 shirts & shirts 』
 2004年2月26日(木)〜3月3日(水)

これもシャツ?林さんのシャツはやっぱりステキ!
「ふだんはシャツは着ないんですよぉ〜」という方も
ちょっと試しに着てみると「あら?なんか似合うみたい!」
と気にいってくれました。だってラインがとってもきれい
ですから。その上、一枚一枚、いろんな手仕事をプラスして
130点以上、全然同じ物はなし。さすが服が大好きな林さんの
仕事です。前半は暖かく、後半は寒かった1週間だけど
春らしいシャツにウキウキした展覧会でした。
しかし毎日アレやコレや試着してると、欲しい服が次から次と…。
押さえて、押さえて…。ちょっと困る展覧会でもあります。
展示方法もとてもステキだった。その様子はBACK STAGEで。
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#22







■「5人の茶箱展」
 赤木明登、安藤雅信、内田鋼一、長谷川竹次郎、ヨーガンレール
 2003年12月6日(土)〜12月15日(月)
連日たくさんの方が見に来てくださいました。ありがとうございます。
5人の個性的な作家がひとつの茶箱を作り上げるという初めての試み。
不安でドキドキ…。でも搬入の日に、ひとつひとつ組み合わせていって
完成していく茶箱のセットを見た時、その素晴らしさに感激してドキドキしました。
高いレベルで5人の感性が調和して並んだ小さなお茶の道具の贅沢な空気感に
興奮しました。基本はくずさずに、それぞれが自由に楽しんで作ったように見える
11組みのお茶の箱。
しかしその裏にはいろいろ苦労もあったらしい…。時間もかかりました。
でもこんな試みに挑戦しようとする意欲的な姿勢は素晴らしいと思います。
この作品作りに関わったいろんな人達が(ヨーガンレールさんの布を作った
アトリエのスタッフや仕覆を縫ってくれた方々、赤木さんのお弟子さん達などなど、
裏でたくさんの力が必要だったのです)並んだ茶箱を見ながら「ふぅ〜出来た…」
と感慨深げに嬉しそうでした。
おかげさまでたくさんの方にほめていただき、もう幸せ!な気持ちです。
作家の方々、見て下さった方々、ありがとうございました。
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#21







■山本祐布子&STANDARD TRADE『その日仕事』
 2003年11月12日(水)〜11月20日(木)
毎日、たくさんの方が来てくださって大盛況のうちに終了した展覧会でした。
山本祐布子さんの切り絵は(切り絵という言い方は彼女の絵にはどうもピンとこな
い。確かに紙を切って作っているのだけど、それは色を塗るよりもっと的確に彼女
の表現したい絵の世界をあらわすことができる手法なんだと思う)のびやかで清楚。
とても上質な空気を感じさせる90点の作品。見ごたえがありました。
STANDARD TRADEの渡邊さんの作る家具も同じようにつつましやかだけど
質のいい気持ちよさの雰囲気を持った家具で、力んだ主張もなく、でもそれが彼の
潔さのような気がしました。きっと時間をかけて部屋になじんでいく家具だと思う。
この二人を出会わせたのはプロデュースをしてくれた高橋みどりさんで、
会場構成も担当してくれました。誰かのおうちに遊びに行ったみたいに、
の〜んびりと本を読んだりお茶を飲んだりしたくなるような彼女らしい構成で
「まるごと持って帰ってこのまま住みたぁ〜い」とたくさんの方の感想。
山本さんと渡邊さん、そして高橋みどりの、旬な3人がそれぞれの持ち味を使って
素晴らしいコラボレーションが出来た展覧会だと思う。
まだ若い山本さんと渡邊さん、これから要注目!!ですよ。
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#20







■藤川孝之『SENGAJIN+FUJIKAWA EXHIBITION』
 2003年10月23日〜30日
とっても力ある展覧会でした。まずは「一体どこから描き始めたの?」
と聞きたくなる線画人の絵に圧倒されて絵の前で足が止まってしまう。
ほんとは絵は少し下がって遠くから鑑賞したくなるものだけど、
彼の絵は近づいて近づいて、まるで絵に吸い込まれてその世界に入り込んでしまう
ような不思議な感覚を覚えます。いくら見てても飽きなくて、子どもも絵の前に
踏み台をおいていつまでも離れずながめていた。
こんなにじっくりと一枚のすみからすみまでながめていられる絵も少ないと思う。
サラリと線だけで描いた絵と徹底的に描き込んだ絵のあふれる色彩、
同じ作家とは思えないその対照に驚かされました。
藤川さんの描くエネルギーはスゴイ!と思ったのでした。
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#19







■メメット&カヨコ「遊牧民のキリム展」
 2003年10月3日〜10月8日
今回も素晴らしいキリムの数々を見ることができた幸せな展覧会でした。
段々、古くて質のいいキリムは少なくなっているそうで、
メメット&カヨコが時間をかけてトルコのアチコチに出かけて
買い付けたキリムはやっぱり一枚一枚に見どころがある素晴らしいもの
でした。地方によって、時代によって、民族によって、それぞれ柄や
色や織り方が微妙に異なり、そんなことを考えながらキリムを見てると
ほんと、奥深くてなかなか楽しい。いつまで見てても飽きないんです。
「キリムはキリが無いからキリム(無?)なんだなぁ」と言った方、
正解です。秋深まり寒さがヒタヒタとしのび寄る時期、私の部屋には早速
このキリム展で買った、まるで手編みのセーターのように見えるキリムを
敷きました。あったかそう〜〜ですよ。
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#18







■スソアキコ&レイ・リケット『帽子とバッグのA to Z』
 2003年9月18日〜9月25日
スソさんの帽子は2回め、リケットさんのバッグは初めて。
前回、スソさんの帽子を買って色あせたりすり切れるまでかぶっている
という人が「気にいってるから直せるかしら」と持ってきたり。
そういう人が何人かいました。そういうのって嬉しいね。
今回の帽子&バッグ展も楽しかったです。だってふだんはかぶれないような
大胆な帽子にユニークなバッグ、かぶったり持ったり、楽しんだ楽しんだ!
子どもに大人気のタコの帽子!デビルをいう名のバッグはすっかり
「アダムスファミリーバッグ」と改名されて面白がられてた。
スソさんとリケットさんのヘン!なエネルギーがぴったり合って
面白い展覧会になりました。スソさんのクラゲの帽子を買った人と
リケットさんのシマウマのバッグを買った人も作家に負けず劣らず
ユニークなパワーを持ってそうな楽しそうなお客さんだったなぁ。
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#17







■大橋歩「銅版画作品展」
 2003年5月10日〜5月18日
幅広い世代に人気の歩さんの展覧会はさすがに来場人数がすごかった。
初日は休みなくずっとサイン攻めの歩さんでした。
歩さんが楽しんで描いてるのが伝わる、一枚一枚に味がある銅版画。
カレンダーの14枚にさらに新作20枚を加えて34枚の展示。
とてもすてきな大橋歩さんの世界を堪能できました。
ご本人は「こんなにたくさんの方が来てくださってドキドキするわ」
と柱のかげに隠れるようにして緊張していらしたけど、その可愛らしい
謙虚さとはウラハラに、仕事に対する意欲的な姿勢には敬服しました。
ミーハーですが、歩さんファンはオシャレな方も多くてギャルソン率高いし
着物の本も出してる歩さんだから、すてきに着物を着こなした方も何人か。
そんな会場を見ているのも楽しかったのです。
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#16







■小林且典「対話する小さな彫刻」
 2003年4月17日〜4月26日
ブロンズの小さな彫刻作品と作家自身が撮影した作品写真。
静かで柔らかな印象のブロンズの作品と、力強く男性的な写真の
意外な対照がとても魅力的な展覧会でした。
入り口には彫刻の作品とそれを撮影したモノクロの写真を全く同じ
シチュエーションで展示。立体と平面。同時に見ることでより深く
作家の意図を感じることができる。ブロンズの作品のせいか
写真もまるで銅版画のような質感で、ヨーロッパの古い静物画を
見ているよう。糸杉やポプラなど木をかたどった小さなブロンズ作品は
そこにイタリアの風景が広がってるようで人気でした。
小林さんの日本人離れした洗練された感覚は今後も楽しみです。
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#15







■平岩夏野「庭へー風が通り抜ける服」
 2003年3月21日〜3月27日
明るい色の服が並んだ会場は一気に春が訪れたようにさわやかで
春の幕開けにぴったりの展覧会でした。もうこの時期になると
黒やグレーの服にはちょっとうんざりしてるから、透けるような生地の
ピンクやブルーがとても新鮮に感じて心ウキウキ。そして漂泊したぐらいの
まぶしいような真っ白にも心引かれるもの。そのうえ、平岩さんの形は
微妙な工夫がなされていて着て動くことでその美しい本領発揮!
動いた時のラインがステキだし、何といっても着心地がいいんです。
一見、奇抜そうに見えるデザインも着てみると体にきれいにフィット。
着たり脱いだり着たり脱いだり、春の服を存分に楽しんだ展覧会でした。
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#14







■辻和美「記憶のシェァ」
 2002年12月6日〜12月14日
冬の寒い日にクリアなガラスの作品がぴったりと似合う。
「出口の見えない日」「雨の部屋」「記憶のシェア」の3部構成の会場。
壁に取りつけられた迷路のような四角いガラスに「何なんだろう?」と
まず引きつけられ、次の、壁に囲まれた雨の部屋の天井からさがるたくさんの
ガラスの雨だれに「うわぁ〜きれい!」と思わず声をあげる。いつまでも
見ていたくなるような美しい涙のような透明なガラスの雨が静かに降る空間…。
記憶のシェアは辻さんが日常に思う言葉を書いたコップをおみくじ方式で
ひくというもの。どんな言葉をひくんだろう、とドキドキワクワクしながら
たくさんの人が楽しんで、それぞれひいた言葉を持ち帰った。
完璧にアート作品なのに、とても身近に感動できて楽しめて
辻さんの模索する「日常とアートの接点」という試みを実現できたと思う。
会場構成は一見シンプルだけど、そこにはふわぁ〜と広がる大きさを感じて
力強い洗練された魅力的な展覧会でした。
最終日に完成した「あぶないクリスマスツリー」にキャンドルを灯したら
とても美しくて、ジ〜ン…。今年のしめくくりにふさわしい展覧会だった。
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#13







■吉雄介「METAL ON PAPER
     METAL ON METAL」
 2002年11月22日〜11月30日
静かなモノクロームの世界が広がる吉さんの展覧会。
壁にかけた92枚の木版画は一枚の版木に線を加えながら刷っていく
という連続性の面白さを感じさせる吉さんらしい試み。
無から始まって、どんどん線がふえて又、無へ近づくような
その行程の面白さを見せてくれました。
線一本でガラリと変わる画面がリズミカルで楽しかった。
立体は小さめの作品を並べました。
子どもの工作のようでいて、じつは洗練されたカタチが
吉さんならではのもの。トタンという素材の親しみやすさと
吉さんの作り出すカタチの几帳面な繊細さのバランスの妙。
平面と立体、どちらもとっても魅力的な作品群でした。
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#12







■伊万里の雑器展
 2002年11月1日〜11月8日
急に冬の気配が強くせまってきた感じの寒い11月。
連休はすっきりしたいい天気だったけど、日暮れのころから夜にかけて
グンと寒さが増して「あぁ、ついに冬になったなぁ」とブルっとする気候。

ふだん使いにはほどよい使い心地のよさそうな器が
たくさん集まった今回の展覧会。
もう少なくなったといわれる伊万里の器だけど
真剣に探せば、まだリーズナブルな価格でいい物があるんだなぁ
と思わせました。今回は江戸末期ごろの器が中心。
久々に染め付けの器をじっくり見て、やっぱりいいもんだなぁと
何度も表から裏から、と飽きずにゆっくり見て伊万里のよさを
あらためて確認。ほんと飽きないものです。
お皿を買って帰って、使ってみたらすごくいいので又ほかの何か欲しくて…
と言って、翌日にまた来られた方も何人か…。
器はやっぱり使ってみるとよさを納得するもんですね。
多分、いまどきこんなにすてきな伊万里の器が集まった展覧会は
ないんじゃないかなぁ。集めた土器堅二の努力に拍手!です。
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#11







■10days shop『ANTIQUES+GREEN PLANTS』
 2002年9月19日〜9月29日
こんな植物の楽しみ方もあるのか…と新しい形を見せてくれた
東根さんのグリーンがステキでした。ワイルドなようで洗練された
手入れ、鉢と植物のバランス、センス次第で植物は全然違う表情を
見せるんだなぁと感心しました。一番人気は小さなハゼの鉢。
ちっちゃな林みたいでかわいくて「今からきれいな赤や紫に紅葉しますよ」
という東根さんの話にみなさん何だか心ひかれるようでした。
テーブルにおいた植物で紅葉が楽しめるんだもの。ちょっといいよね。
アンティークは初日にたくさんの方が来てくれてアレアレと思う間に
売れてしまいました。今回は私の秘蔵品を20年前の価格で出したので、
お買得だった方も多いはず。「エッー、何十万もしてるのに」
と言いながら5万円でバターのデイスプレイ皿を買った方は、
ずっと探していたそうでとても喜んで下さって大切そうに抱えて
持って帰られました。価格はともかく好きな物が好きな方の元へいくのが
物にとっても本望というもの。人から人へ受けつがれる物、
今回の狙いはそれだったので、私も嬉しかったです。
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#10







■赤木明登『ぬりもの・家具展』
 2002年7月26日〜8月3日
赤木さんの東京では初めての家具を中心にした展覧会。
シンプルで美しいぬりものの家具がDEE'S HALLのスペースの中に
しっくりと並びました。ストイックな印象だけど、どこか触りたくなる
ような温かみを感じるのは器と同じように赤木さんの持ち味でしょうか。
家具のコーナーの静かなたたずまいとは対称的に
器はアジアのバザール風に床に直置きにして気軽に見られるようにしました。
来た人が床に座って器をあれこれ選んでいる様子はなかなか楽しい感じ。
普段使いのぬりものの器、という赤木さんの方向性には
こんな展示も合っているかも…と思いました。
展示のスタイルを考えて動いて働いてくれたのは高橋みどり。
アンティークshop「tamiser」の吉田くんにはいい味の花入れを
いくつか借りました。すてきな展覧会は協力者あってこそ!ありがとう!
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#09







■西田昭『写真展』
 2002年6月21日〜6月27日
40点近くのモノクロの風景写真がDEE'S HALLの白い壁に
実に品よく美しくマッチして気持ちのいい展覧会だった。
強く印象に残るドラマ性を感じさせる静かな視線の彼の写真は
ゆるやかに広がるしっとりした空気を漂わせている。
スピード感のもてはやされるこの時代に、ドキッとして立ち止まって
フ〜ッと引きつけられる。そんな力を感じさせる作品が心地よく新鮮だった。
雨の一週間にもかかわらずたくさんの人が来てくれて、彼の写真の世界を
ゆっくりと感じ取ってもらえたことは嬉しいかぎりです。
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#08







■林和子『Art work of T-Shirts』
 2002年5月27日〜6月1日
一枚一枚、手法もデザインも雰囲気も違う100枚のTシャツが並んだ。
Tシャツといえども、Tシャツをキャンバスにした絵を見るようで、
ワァー!ヘェ〜!ハァー!って驚く人多数。
アーティスティックに、ユーモラスに、繊細に、大胆に…
自由自在にこれだけのデザイン的な発想を持っている林さんの感覚には
やっぱり脱帽です。彼女自身が全くフリーに楽しんで作っているのが
伝わるから思わず欲しくなってしまう!んです。Tシャツだから
洗濯して着古していづれボロボロになったとしても(そしたらよけいに
いい味になると思う)額に入れて飾っておきたくなる…そんなTシャツです。
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#07







■『FRUITY HEAD』 スソアキコの‘帽険’
 3月15日(金)〜3月21日(木)
スッゴク!楽しい帽子、130点。
スソさんの「帽険」のアートなフルーツの帽子だけど
ほとんどの人が思わずかぶってみたくなるみたい。
ただ「ほぉ〜…」と感心して見るだけじゃなく
「かぶりたぁーい!」と思わせるキュートでユニークな
アートさ加減がスソさんらしさ。どんなに変わった形を作っても
どこか上品なのもスソさんらしさ。みんなアレコレかぶっては
「ハ、ハ、ハ、おもしろ〜い!」と思いきり楽しんでました。
造形的過ぎて絶対に普段はかぶれないよ、と思う帽子でも
かぶってみると頭にスッポリとなじんでとてもかぶり心地がいいのが
スソさんのセンスと技術の確かな信頼を持てるところ。
ただ奇抜なだけじゃこんなに人を惹きつけません。
ひと味スソテイストを加えた普段使いの帽子もいろいろあって
買ってそのままかぶって帰る人もたくさん!
自分に似合う帽子をきちんと選べるオシャレさんが多かったです。
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#06







■『NEEDLE WORK』
 12月14日(金)〜12月22日(土)
オープン前から人が並んでいてビックリ!
下田さんの作品を見られる、というだけじゃなく
買えるとなるとひと足でも先に!と思うのは無理からぬことだけど。
壁に並んだ100個のバックの素晴らしさにため息100回…。
見る人の興奮状態がそのまま伝わるような熱気ある展覧会でした。
最高のクリスマスプレゼント!になった人も多いんじゃないかな。
それにしても下田さんの手仕事をみると
きっちり仕事をする、楽しんで仕事をする、というのは
こういうことなんだなぁと深く感心させられました。スゴかった〜。
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#05







■『欲望たちの日常』オイルペイント
 12月1日(土)〜12月7日(金)
タイトルの過激さを裏切って透明感にあふれた妙に引かれる絵。
120号の大きなキャンバスに描かれたいかにも「人を待っている」
という風情の椅子がDEE'S HALLのスペースに気持ちよく合っていた。
今の時代の目に写る流れを素直に描く益山さんの絵には若いファンが多く、
嬉しそうに「初めて絵を買った!」と言われてこちらも嬉しかった。
「絵を買う」ってドキドキするような素敵なことだし、
そんな機会を作る展覧会ができてよかったと思う。
何より、買う気にさせる絵はそれだけ引きつける魅力があるのだと思う。
オイルペイントの匂いも好きでした。
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#04







■『遊牧民の織物・キリム』展
 11月23日(金)〜11月28日(水)
まるでキリム美術館か高級カーペットショップのような雰囲気に変身した店内。
飾ったキリムの質が高く、その上スペースの天井も高いので、とてもいい感じにキリムを見ることができた。大きいキリムでも全貌を離れて引いて見れるので、美しい柄も魅力的な色も益々引き立って素敵だった。お客様もゆっくり余裕を持って好きな一枚を検討できるようで、このスペースでのキリム展は大好評。来年もやって欲しいという要望が多いので定期的にやる展覧会になるかも。
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#03







■『金魚人・原画展』
 11月15日(木)〜11月18日(日)
250枚くらいの「金魚人」の原画がズラ〜っと並んだ壁。なかなか楽しい!
見てる人もクスッと笑ったり、大胆にゲラゲラ笑ったり‥。
ストーリーの設定は青山で、ほんとにDEE'S HALLの近くにあった池をヒントにしたらしいので
見に来たお隣の奥さんは「そう、そう、あったのよ」と言ってました。
ホラー漫画というジャンルに入れてるらしいけど、コワくなくて何だかおかしいのです。
見逃した方は本屋さんで「ほぼ日ブックス」の「金魚人」を買ってください。
けっこう笑えて少しだけコワくて最後はグッと盛り上がって泣けます。
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#02







■『古代コプト染織・小さな布』
 10月26日(金)〜11月1日(木)
静かな静かな素敵な展覧会になった。展示の方法に頭を悩ませたけど
美術館あるいは小さな教会に足を踏み入れたような柔らかな緊張感が漂って
心静まるような穏やかな気に包まれていた。
きっとコプトの布の、どこか宗教的な雰囲気の持ち味のせいだと思う。
アロマキャンドルの匂いも古典楽曲のCDもすべてがマッチして、
ふと時間を忘れて違う世界に迷いこんだようでした。
できればもう一度やってみたいとても好きな展覧会です。
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#01







■『茶籠・茶杓展』
 10月12日(金)〜10月18日(木)

海田氏の茶杓と上田さんの布物には熱心なフアンが多いので
毎日ひっきりなしのお客さま。世の中の状況がどうであれ、
やっぱり心惹かれる物との出会いは誰にとっても嬉しいものなんですね。
今回は魅力的な古裂を張った茶かごや愛らしく小さな茶道具が並び
益々愉しげな遊びの世界に引き込まれるひとときだった。
お抹茶のサービスにお客様はゆっくりとなごまれてました。
上田さんの新刊「ふくろもの」(文化出版局)も好評で
すぐに売り切れ!興味のある方は本屋さんで見てください。
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#00







■『ALOHA CALL 』
  9月30日(日)〜10月6日(土)

ハワイののどかな空気感がスペース全体に漂う
PRE EXHIBISHON「ALOHA CALL」。
パーティでは「Rose - Unlimited」の吉田孝さんがウクレレのライブを!
写真と音のセッションでLOVE HAWAIIの気分は益々盛り上がった。
フォト&エッセイの本形式に展示したので「本になるんですか?」という声も多かった。その機会があれば又、このHPで情報をお伝えします。
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